2,000万円は全員の必要額ではありません。ここでは計算方法を説明する目標値として使います。実際の必要額は、将来の支出、年金等の収入、現在の資産、使う時期から確認してください。
必要な毎月額を逆算する
初期資金0円、毎月末に同額を積み立て、年利を実効年率から月利へ換算する前提です。税・費用・インフレは含めず、一定利回りを仮定。必要月額は不足を避けるため100円単位で切り上げています。
表は左右にスクロールできます。
| 期間 | 0% | 年率3%の仮定 | 年率5%の仮定 |
|---|---|---|---|
| 10年 | 166,700円 | 143,500円 | 129,600円 |
| 15年 | 111,200円 | 88,500円 | 75,600円 |
| 20年 | 83,400円 | 61,200円 | 49,300円 |
| 30年 | 55,600円 | 34,600円 | 24,600円 |
この表は全額をNISAで買えることを保証しません。各セルの月額×12を年間投資枠と、月額×総月数を非課税保有限度額と照合します。0%では目標額と購入元本が同じ2,000万円となるため、売却せず積み立てる前提ではNISAの保有限度額1,800万円を超えます。
計算例:月3万円で30年間
購入元本は1,080万円。年率5%の仮定なら24,461,277円、年率3%なら17,361,391円です。結果が目標に届くかどうかは仮定で変わり、期間が長くても達成は確約されません。
制度枠の確認例
10年・年率3%のセルは月143,500円です。年額は1,722,000円なので、つみたて投資枠だけでは足りません。成長投資枠の対象商品・購入方法、既存の枠使用分も含めて確認する必要があります。
制度の枠は使い切る目標ではありません。金融庁の制度説明を確認し、制度上買えても家計に無理があれば金額を増やさないようにします。
届かないときに見直す順序
- 2,000万円が本当に必要か、現在の物価か将来の名目額かを確認。
- 必要な時期と年金等の収入を見直す。
- 現在資産と、貯金として用意する分を分ける。
- 家計の余剰内で毎月額と期間を変える。
- 実現できない高利回りや借入を前提にして帳尻を合わせない。
自分の金額で再計算する
積立シミュレーターで月額と年利を変え、0%など複数の条件を比較できます。グラフは価格変動の予測ではありません。家計のチェック表で拠出額を決めてから利用してください。
FAQ
2,000万円あれば老後は十分ですか?
個人の支出・収入・期間で異なります。一律の必要額や安全額ではありません。
評価額が1,800万円を超えるとNISA違反ですか?
保有限度額は取得金額で管理します。運用による評価額の増加と、購入元本の枠超過は別です。
編集確認:2026年9月5日。計算例・記入表・仮想ケースは説明のためコツミラが作成したもので、利用者の実績や筆者の利用体験ではありません。制度・サービスの最新条件は本文中の公式資料で確認してください。
一般的な情報提供であり、個別の投資・税務判断の指示ではありません。投資商品は値下がりし、元本割れする可能性があります。税額や適用可否は個別条件で異なります。
